スリランカで車に乗ると気分はカーレース

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一度でもスリランカで車やスリーウィラー(三輪タクシー)に乗ったことがある人は、その喧噪とスリル満点ぶりに驚きます。 普段は微笑みがたえないのに車を運転すると豹変するスリランカ人。なぜ隙間あれば割り込んで先に行こうとし、無理な追い越しをかけるのか、そのスピードになかなかなれない旅行者は理解に苦しみます。 路線バスも例外ではなく、たとえ対向車がいても運転手がいける!と思ったら迷わずクラクションを鳴らし追い越します。抜く方も抜かれる方も命がけで、車同士がすれすれですれ違うなんてこともしょっちゅう。スリランカ人は慣れたもので平然としている中、私は手に汗にぎり、時に恐怖のあまり思わず叫んでも、その声は車内に大音量で流れているスリランカの音楽(←路線バスなのに・・・)にかき消されます。

またあるとき長距離バスの前方の席に坐ろうとすると運転手が近づいてきて「こっちに坐れ」と最後方の席に案内します。指定席でもないのになぜだろうと思いつつも素直に従うと、新しく乗ってくるお客を数名選んで後方席に誘導します。その間自ら後方座席に坐ろうとした体格の良い男性客は却下され1つ前の席に移動。程なくしてバスは満席となり立って乗る人もでてくると、その中で比較的体の細い男性を指し、「そこに坐れる」とすでに満席になっているこちらの後方座席を指すのです。「え?ここ?いくらなんでも無理でしょう」と思ったのですが、選ばれし後方座席の客たちはすこしずつ詰め始め、すでに飽和に達していた席からさらに1つ席を作ろうと努力します。お互いに肩を片方前に出すことでなんとかスペースを作り、ジグソーパズルの最後の一コマのように細い男性がはまるとバスは出発。誰ひとり文句をいうわけでもなく、3時間もの長旅なのにこの状況を当然のこととして受け入れ、消化しているスリランカ人のなんと辛抱強いこと!

さて、そうまでしてなぜ長距離バスを利用するのかというと、それは安くて本数が多いから。列車は本数も路線も限定されるし、悪路自体は車をチャーターしても変わらないし、エアコン付の車を頼んでも来てみたら「エアコン調子悪くて・・」と結局きかないこともしばしば。旅行者にとっては市民の生活に触れられるのも魅力のひとつですし、停車しているといろいろな物売りや詩を朗読する人?など入れ代わり立ち代わりやってきて、なんだかんだ言ってもバスの旅は得体のしれない魅力があり楽しいものなのです。

そんなスリランカに2011年11月27日についに高速道路が誕生しました。コロンボ-ゴール間を結ぶ96キロのサザン・ハイウェイはJICAの円借款などで10年かけて建設されたもので、道路そのものはもちろんのこと安全管理の指導なども日本仕込み。ということは、もう悪路のため車内でバウンドして頭を打ち付けることもなく、コロンボからゴールまで1時間あまりで行けるのです!土地の買収問題、建設中の事故、半年続く雨季との戦い、予算の3倍の超過などに見舞われましたが、予定より3年遅れてようやく開通しました。

総工費は約850億ルピー(約553億円)、現在1日の通行料の徴収額合計が約2500万ルピー(約1627万円)。 料金は4つのカテゴリーに分けられて、一番小さいサイズの車で最少区間(Kottawa から Kahathuduwa)だと100ルピー(約65円)です。

日本からスリランカへの直行便は夜到着となるので、今まで深夜に3時間かけてくたくたになって南部まで移動していたことを考えると、日本人旅行者にとっては格段に時間の節約になります。今後利用者がますます増え経済の活性化につながることを祈ります。

スリランカ高速道路開通(音が出ます)

参考文献
http://www.wideshaseva.com/home/southern_highway.html
http://www.afpbb.com/article/economy/2842915/8137627
http://www.lankanewspapers.com/news/2012/2/74345.html
http://www.dailynews.lk/2011/11/19/news17.asp


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2012年4月4日



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