スリランカで蚊の繁殖源を放置していると罰金!

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シンガポールは道端にゴミを捨てると罰金が科せられることで有名ですが、スリランカでもそれに負けないくらいの驚きの罰金制度があります。なんと蚊が繁殖しそうなところの掃除を怠ったり、庭先の雨水が桶に貯まったのを放置したりすると罰金です。

なぜ国を挙げて蚊の繁殖にこんなに気を付けているかというと、それは「デング熱」のため。 軍も蚊が繁殖しそうな場所の清掃を開始し、家庭ではデング熱の危険性をうたったテレビコマーシャル、学校では子供達への教育、そして街ではこんなキャッチコピーを使った広告も見られます。

IF THEY BREED, YOU WILl BLEED
Do yourself a favour! Keep your surrounding clean.

日本人の苦手とするRとL ”BREED (繁殖する)” と”BLEED(出血する)”をかけていてなかなかよくできたキャッチです。「だからキレイにしようね!」という最後のフレーズは蚊の繁殖を避けるために掃除をする習慣がない日本人の感覚からするとなんだか不思議です。

現在ゴミの不法投棄は40USD以下の罰金、そして2012年中頃にはスリランカ保健省が新たに National Dengue Prevention Actを出す予定で、悪質な場合は400USD以下の罰金や6か月の拘置もありえるとのこと!

ではデング熱とはどのくらい危険なのでしょうか。
デング熱(Dengue fever)は蚊に刺されて感染する一過性の熱性疾患で、潜伏期間は3日から7日。症状は突然の発熱、関節痛、頭痛、筋肉痛などで、発症後3~4日後に全身にかゆみを伴う発疹ができます。通常3日から7日で回復しますが、再感染するとデング出血熱となるので要注意。
スリランカ保健省の調べでは2010年度は34,105件の発症中246人が死亡、2011年度は26,722件の発症のうち172人が死亡と、デング熱による発症率と死者率は着実に下がってきています。国を挙げてデング熱根絶につとめている効果が現れてきていますね。一般家庭にもPublic Health Inspectors (PHIs) と呼ばれる検査官がきれいにしているか見回りにくるとかで、その時には罰金を恐れて皆さん気合を入れて掃除をするそうです。

ところでデング熱には有効なワクチンがありません。なのでできるだけ蚊に刺されないように注意するしかないのですが、そんなときに強い味方をご紹介します。
シトロネラというというさわやかな柑橘系の香りのオイルでアーユルヴェーダの専門宿でも蚊よけ対策はシトロネラでした。アーユルヴェーダ専門薬局はもちろん、現地のドラッグストアやスーパーでも購入できます。


(写真は現地で購入できるシトロネラ。左はスーパーのカーギルスで132ルピー(約83円)。右はアーユルヴェーダ専門薬局で400ルピー(約252円))どうやら高いものの方が効果が高いようです。)

さて、スリランカで一度800ルピー(約504円)の宿に泊まりました。木々が生い茂るかわいらしい一軒家。
当時はデング熱の恐ろしさを知らずに、そしてシトロネラも持参せず、宿のおかみさんが蚊取り線香をたいてくれるということと蚊帳があったので大丈夫だと軽く見ていました。

ところが夜になると蚊はどこからともなく入ってきます。頼みの綱の蚊帳の中にもなぜかどんどん入ってきます。(どうも蚊帳が破れていたようですね)人生でこの時ほど朝日が待ち遠しかったことはありません。とうとう一睡もできずにようやく朝を迎えたころには全身刺されてしまいました。幸いデング熱にもかからずに元気に帰国しましたが、この貴重な体験の教訓を忘れないように記しておきます。

1.安宿に泊まるときはできたら自分用の蚊帳を準備するか破けたところの補修用のガムテープを準備。
2.蚊取り線香やシトロネラ(シトロネラはバスルームや部屋にティッシュで浸して置いても効果があり)あるいは日本から蚊よけの持参。
3.お酒を飲むと体温があがり余計にさされるのでアルコールは控える。
4.夜になったら余計な明かりはつけない。
5.暑いところでも体全身を覆える衣服の準備。
6.食べ物を持っている時はバッグの奥に保管する。バッグは決して開けたままにして寝ない。

ちなみに宿代は800ルピーでしたが虫刺され軟膏はパキスタン製の輸入ものしかなく800ルピー以上しました。(トホホ)そして前日にカンダラマで買った900ルピーの高級ムルック(スリランカのスナック)を部屋のテーブルに置いて寝たら翌日ビニールの袋と布の袋を何者かにかじられていました。(涙)安宿に泊まるのも旅の醍醐味のひとつなので否定はしたくないのですが、準備万端にした方がよいですね。
たかが蚊、されど蚊。備えあれば憂いなし。楽しい旅行のためには安い投資です。

参考サイト
Asian Scientist
dhp
WHO Synopsis of Findings from Recent Studies on Dengue in Sri Lanka
IRIN
Wikipedia


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2012年3月28日



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2件のコメント »

  1. 私は、スリランカ出身の若者とベーカリーで共に働いています。
    私は、仏教心が高いほうです。ゆえに、貴国の青年とも、気が合うのでしょう(笑) 私の出来る事で、彼を通じて、スリランカをもっと知り。貴国の発展に貢献したいと思い、投稿します(笑)

    Comment by パン製造☆チーフ パンの洋一 — 2012年7月1日 @ 11:33 PM

  2. 確かに共通点がたくさんありますよね!日本人は見かけで判断しがちですが、外見の違うスリランカ人との共通点を私もいろいろと見つけていきたいと思います。パン製造☆チーフ パンの洋一さんも何か面白いことありましたら是非シェアしてください~♪

    Comment by admin — 2012年7月31日 @ 11:20 AM

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