食のありがたみに涙したラマダンでの断食体験

合計360分のアーユルヴェーダトリートメントと180分のヨガ付き!癒しのアーユルヴェーダ5日間  アーユルヴェーダ専門のシッダレパアーユルヴェーダリゾートに滞在

スリランカ滞在の日程が丁度年に1度のキャンディでのペラハラ祭と重なったので、キャンディ郊外の友人宅に泊めてもらいました。滞在したアクラネというキャンディから北へ10キロ程のところにある村は、住民の多くがイスラム教徒のムーア人。そして今年は8月の1か月間は1年に一度のラマダンの時期にあたり、日の出から日没まで皆断食をします。断食中は特別な理由(妊娠や病気、旅行など)がない限り飲食、性行為、喫煙が禁止されます。

お腹がすくのでぴりぴりすることもあり大変な時期なのですが、全世界のイスラム教徒が同じ試練を共有する神聖な儀式でもあります。スリランカでは子供達の学校もラマダン中は休みになり、小さな子供でも親にしなくてよいと言われても自分の意志で断食をしていました。そんな大変な時に家に外国人が泊まるというのですから相当迷惑な話で、当初は「ちょっとその時期は1か月忙しい・・・」と言葉を濁していましたが、「まぁラマダンを体験するのもよいかもしれなから是非泊まれ」と言われありがたく宿泊させていただきました。

コロンボからキャンディへ電車で到着したのが午後6時25分。あと5分ほどで日が沈み断食明けする、イスラム教徒が待ちわびている瞬間です。通常家にいる場合には盛大な食事を準備し、モスクから聞こえる合図で家族で一斉に食します。外にいる場合はモスクに出向くと、ラマダン中はモスクが食事を準備してくれています。また、イスラム教徒のレストランではおかゆスープのようなものをサービスで出してくれます。そんな絶妙なタイミングで到着してしまったので、お腹を空かせてふらふらになったイスラム教徒の友人二人は、駅前でプロモーションしていた甘いお茶の試飲をもらってその瞬間を待つことに。駅前の喧騒でモスクからの放送は聞こえませんでしたが、6時35分まで待ちもう流石に良いだろうということで、彼らにとっては13時間ぶりの飲み物。


(写真はイスラム神学校で勉強する子供たち)

周りにイスラム教徒がいようといまいとかたくなに断食を守るイスラム教徒の友人達を見ていると、心を打たれるものがあります。アクラネの村はイスラム教徒ばかりですが、たとえば車でちょっと走って誰も見ていないところで、こっそりパンでもかじることは物理的には可能なのに、誰もそれはしようとしないそうです。スリランカの照りつける太陽で喉は乾きますし、早朝や夜に大量に食べるのもいかにも健康に悪そうで、しかも断食が1か月近く続くとなると、固く信じているものがないと到底できることではありません。

折角の機会なので旅の疲れが取れてきた滞在2日目は可能な限り一緒に断食を経験することに。

4:00   朝の盛大な朝食に間に合わず・・・
7:00   前日買い込んだベジタブルロティとミルクティで断食スタート!
10:00 元気に観光開始
14:00 心配するスリランカ人が「もういいから一人で食べて来い」と言うがまだいけると拒否
15:00 断食ベテランのスリランカ人の友人が空腹と疲労のため車中で昼寝
16:00 スリランカの学校を見学した際、その場にいた一番小さな6歳の女の子も断食中と聞いて俄然やる気に!
17:00 空腹と喉の渇きで気持ち悪くなり無口に・・・
17:30 スリランカ人が準備してくれたジャックフルーツのカレーとジャックフルーツそのままをお弁当に持ち空港へ
18:20 イスラム教徒のドライバーが道中のモスクの前に停車
18:30 モスクからおかゆを2杯(私の分まで!)もらってきてくれて一緒に断食あけ

11時間半ぶりの食事は、大きなボールに入った生姜のおかゆでした。一口すするとありがたくてありがたくて、感謝の気持ちがじわじわとこみ上げ車中でじんとしてしまいました。そして今まで、お腹も空かないのに時間だからと当たり前のように食事をしていたことを考えさせられました。それにしても、あまりにもお腹が空いていて頭が朦朧とし、ジャックフルーツの写真を撮るのも忘れてすぐに食べつくしてしまったので写真がこれしかありません。

(イスラム教徒のドライバーさんがモスクでもらってきてくれたおかゆ)


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2011年8月17日



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